柿田医院ブログ

2018.02.07更新

冬場になると低温やけどの患者さんが増えてきます。酔っ払ってヒーターの前で足を温めながら寝ちゃったという人もいますが、一番多い原因は湯たんぽです。特に下腿前面のいわゆるムコウズネは鈍感なためか、熱くてもすぐに気がつかず受傷部位として最多です。低温やけどは見た目より深く、1日目はたいしたことが無いようでも実は皮膚が壊死していて、3-4日目には黒くなって死んだ部分がはっきり分かってきます。従来の治療で消毒ガーゼを使うと、この死んだ皮膚が乾燥してミイラ状になり脱落せず、無駄な通院を長期間繰り返し最後には皮膚移植ということになります。湿潤療法では壊死した皮膚は白く軟らかくなり徐々に融けて脱落して、その部分に肉芽組織が出来て周りから皮膚がはってきて治ります。これまで30例ほど低温やけどに湿潤療法を行ない植皮になった例はありませんが、それでも2-3ヶ月かかりますし、痕も残り、毛穴や皮脂腺もダメージを受けるので、毛も生えずカサカサになり長期間の保湿が必要になることもあります。湯たんぽは寝るしばらく前に入れておいて、寝るときには外すようにしてください。当院の治療例(旧サイト)

 

投稿者: 柿田医院

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