小児科・小児外科

当院の小児科診療

当院の患者様は、7割ほどが小児科・小児外科を受診するお子様です。院長・スタッフとも、お子様たちとのコミュニケーションを楽しませてもらいながら、明るい雰囲気で診療しております。

 

治療においてはなるべくお薬を使わず、お子様自身の回復力を手助けするような医療を提供しております。また、プライマリ・ケアの観点から幅広い病気を診断できる知識・設備を備え、大きな病気が隠れていないか見逃さないことを重視しております。腹部超音波検査、血液検査などを活用して的確な診断を行い、必要に応じて専門的な医療機関におつなぎすることも可能です。

こんな症状はありませんか?
  • 発熱
  • せき
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発疹
  • けいれん
  • おねしょ など

よくある病気

風邪など呼吸器の病気

いわゆる風邪の治療に抗生物質は不要であるばかりか有害と考え処方しておりません。感染症の原因は大まかに細菌とウイルスがありますが、抗生物質は「抗菌薬」とも呼ばれるように細菌に対抗するための薬です。風邪はウイルス感染症のため、抗生物質が風邪の治療に効果的とは言い難く、さらに下痢やアレルギーなどの副作用の問題もあります。例外はありますが、見極めのポイントとなる考え方の根拠は、ウイルスは増殖範囲が広く、細菌は限局した範囲で増殖することです。ウイルス性の風邪は大抵の場合咳・ハナ・のどの症状が同時期に出始めます。のどだけがとても痛くまっ赤だったり、ハナは出ないのに咳と熱だけといった場合には細菌性の病気を考えるきっかけになります。

 風邪の治療には鼻水の吸引が有効で、特に自分で鼻をかめない乳幼児に効果を発揮し中耳炎の予防にもなります。鼻水を止める薬はかえって粘っこくなり出にくくなるので処方せず、「出して治す」方針です。咳止めも同様で、咳は異物の排除反応といわれており、無理に抑えるとかえって痰の出が悪くなるおそれがあります。欧米のガイドラインでは鼻水や咳を止める薬は小児には推奨されていません。

嘔吐・下痢を伴う消化器の病気

当院の治療は、下痢止めを処方せず整腸剤などでお腹の機能をサポートする方針をとっております。お腹の動きをストップさせる下痢止めを使うと、原因菌/ウイルスが排出されず症状が長引くことがあります。下痢は自浄作用と考え、自然な排出を待って回復を図ります。

 

また、当院の院長はお子様のお腹の病気を専門とし、大きな病気を見逃さない丁寧な診断を得意としております。胃腸炎に隠れがちな急性虫垂炎(盲腸)や腸重積などの病気も、腹部超音波検査などで詳しく調べることができます。

夜尿症(おねしょ)

5〜6歳を過ぎてもおねしょが月に数回以上続く夜尿症は、5歳児の約20%、10歳でも約5%に見られる病気です。お子様の精神的な負担の軽減や生活の質の向上のために、できるだけ早く治すことが望ましいでしょう。

 

治療は生活習慣の改善から始まります。夜更かしなど不規則な生活パターンや夕方以降の水分摂取習慣などを見直すのです。これだけで夜尿症の2〜3割は治ると言われています。さらなる治療が必要なお子様には、おねしょアラーム(漏れを感知してブザーが鳴る)や投薬療法も組み合わせていきます。

当院の小児外科診療

「小児外科」とは、外科の中でも主に小児の腹部疾患を扱う診療科です。当院の院長は小児外科を専門としており、大学病院時代に幅広い症例を診察してまいりました。地域のかかりつけ医として大きな病気を見逃さないよう的確な診断と検査を心がけ、必要に応じて速やかに適切な医療機関におつなぎしております。

こんな症状はありませんか?
  • 足の付け根のふくらみ
  • 出べそ
  • 異常な色の便
  • 黄疸(顔の皮膚が黄色い)
  • 嘔吐 など

よくある病気

鼠径ヘルニア(脱腸)

鼠径ヘルニアとは、腹膜の力が弱くなったことで腸が本来の位置からはみ出してしまい、足の付け根 (鼠径部)の皮膚の下に出っ張る病気です。診断が難しい病気の一つであり、在宅時は患部が出っ張っていても診察時は出ていないということもよくあります。

 

当院では、鼠径ヘルニアの診断に習熟した院長が触診などで丁寧に確認いたしますが、患部の出っ張りに気づいた時に写真を撮影しておいていただくと正確な診断に役立ちます。自然に治癒することはないので、治療には手術が必要です。信頼できる専門機関をご紹介いたします。

 

鼠径ヘルニアが悪化すると、飛び出した腸の一部が元に戻らなくなり壊死してしまう嵌頓(かんとん)という状態を引き起こす恐れもあり、最悪の場合は切除が必要です。早めの受診が大切です。

急性虫垂炎(盲腸)

典型的な急性虫垂炎の特徴は右の下腹部痛ですが、初期症状は腹部の上のほうを痛がることが多く、胃腸炎と間違いやすくなっています。急性虫垂炎を見極めるポイントは、発熱と腹痛が続くことと、痛みが次第に右下腹部へ移っていくことです。

 

当院では腹部超音波検査や血液検査などを活用して、急性虫垂炎を見逃さないよう細心の注意を払っており、診断後は適切な手術が受けられる医療機関をご紹介いたします。

腸重積

腸重積とは、1歳前後の乳児に多い病気で、腸の一部が腸の中に入り込んでしまい腸閉塞を引き起こします。腸が腸の中に入って行く際に腹痛を生じますが、赤ちゃんは腹痛を言葉で訴えることができないため泣いて表現します。5〜10分間隔で周期的に泣くようであれば、腸重積を疑ってみるべきです。当院にお越しいただければ、腹部超音波検査などで正確に診断いたします。

 

症状がひどい場合は嘔吐もみられ、さらに悪化すると入り込んだ腸がむくんでうっ血して、便に血が混ざります。鼠径ヘルニアと同様で、最悪の場合は腸を一部切除するケースもあるため、早めの受診が肝心です。

便秘

便秘の中には、外科のアプローチで治療するものもあります。新生児期から乳児期早期の便秘は、生まれつき腸の動きが悪いヒルシュスプルング病など外科的な病気の頻度が比較的高いことが特徴です。当院の院長は、小児外科における便秘治療の経験がありますので、気軽にご相談下さい。

 

また、便秘で注意したいのは、一見すると下痢のような症状を呈するケースです。重症の便秘では腸の中に非常に硬い便があり、その周りを液状の便が下痢のように漏れ出るようになります。このため下痢止めのお薬が処方されてしまい、逆効果となることがあるのです。実際に、他院で下痢止めを処方されても症状が改善せず、当院に駆け込んだ患者様もいらっしゃいました。当院では、触診や腹部超音波検査で的確に見極めてまいります。

患者様ご自身の治癒力を手助けする医療を

当院では、余計な検査・投薬・処置は行わず、本来の自然な回復力をサポートするシンプルな診療を心がけております。

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